宮城資料ネット活動記録
涌谷町11月13日  ■古川市・橋平酒造店10月10〜11日


涌谷町歴史資料所在調査   

・ 実施日:2004年11月13日
・ 参加者:25名
・ 調査軒数:46軒
・ リストアップに用いた主な文献:『涌谷町史』上・下巻(1965年、1968年)など

本活動では、地区ごとに6班に分かれて訪問調査をおこない、2003年に発生した宮城県北部地震の被災状況調査を含む、歴史資料の所在調査を実施した。
歴史資料所在調査とは、これまでおこなってきた被災地における調査技術を応用した、一定地域におけるローラー調査のことである。資料の保管状況を把握することによって、災害などの緊急時における対応を迅速にすることを大きな目的としており、歴史資料の防災活動といえる。
涌谷伊達氏の旧領である当町においては、家老や御典医などの家臣の子孫も多く、そのような旧家への訪問調査をおこなった。調査によって、涌谷伊達氏に関する資料のほか、後藤新平が当地を訪れた際の写真などが確認された。
なお、本活動は、東北歴史博物館・涌谷町教育委員会と共同で実施された。

── 詳細については、ネットニュース24号(2004年11月1日発行)を参照。
 
 


古川市・橋平酒造店レスキュー   

・ 実施日:2004年10月10〜11日
・ 参加者:54名(2日間のべ)


本活動では、古川市にある橋平酒造店において、歴史資料の緊急レスキュー活動をおこなった。
橋平酒造店は江戸時代から造り酒屋を営んでいたが、古川市まちづくりTMOの「にぎわいまちづくり」の施設として再整備されることになり、建物の一部取り壊しと改修が実施されることとなった。それによって橋平酒造店が所蔵していた資史料が消滅することを危惧された斎藤善之氏(東北学院大学)の提唱を受けて、緊急レスキュー活動がおこなわれた。
土蔵や居宅には、書籍や古文書のほかに醸造用の道具・家具・什器など多くの資料が残されており、写真やスケッチによって概要を記録し、吉野作造記念館の収蔵庫と空き家3軒に移送した。

── 詳細については、ネットニュース22号(2004年10月7日発行)、23号(2004年10月13日発行)を参照。