■■   宮城歴史資料保全ネットワーク とは  ■■     HOME 



 
宮城歴史資料保全ネットワーク(略称:宮城資料ネットとは、宮城県内の歴史研究者や大学院生、あるいは文化財行政に関わる自治体職員などを中心に立ち上げられた、歴史資料の保全活動をおこなう組織のことです。 

 宮城資料ネットは、2003年7月26日に発生した宮城県北部地震によって被害を受けた文化財の救済活動を契機として設立されました。それ以降、被災地域において、貴重な歴史資料の救出活動や、資料が置かれている状況の調査などをおこない、歴史資料の散逸や消滅を防ぐのに大きな役割を果たしてきました

 また、地震などといった自然災害による被害に対応するだけでなく、さまざまな事情のために、廃棄処分などの危機に直面している歴史資料の救済活動にも取り組んでおります。 さらに、2004年度からは、歴史資料の所在調査をおこなっております。これは、それまで実施してきた、被災地域における状況調査の技術を応用した調査であり、ある地域における歴史資料の状況を把握するための調査活動です。

 このような調査は、その地域における歴史資料の状況を明らかにするだけでなく、緊急時に調査が必要な資料のリスト作成をも兼ねています。つまり、地震などの災害が発生することを予期した資料調査であり、歴史資料のための防災対策といえます。こういった活動は、全国的にも見ても先駆的な活動であり、各方面からの注目を集めています。

 今後は、資料の所在調査のような歴史資料を保全するための活動をおこないつつ、同時に、歴史資料の保全活動に対する社会的関心を高める広報活動も進めていきたいと考えております。

 
以上のような活動をより社会に対して開かれたものとするため、2007年2月1日にNPO法人の認証を得て活動しております。より多くの皆様からのご支援とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます

(2005年8月記/2010年7月追記)